再発性呼吸器乳頭腫症の新規病態の解明 ~重症度評価、新規治療法へ期待~

 浜松医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座の山田智史医師、三澤清教授、同ナノスーツ開発研究部の河崎秀陽准教授、琉球大学病院耳鼻咽喉・頭頸部外科の池上太郎助教、鈴木幹男教授らの研究グループは、浜松医科大学で開発されたナノスーツ-CLEM法により、再発性呼吸器乳頭腫症でHPV粒子が形成される過程を世界で初めて可視化しました。さらに、HPV粒子を認める症例に重症例が多い事を明らかにしました。再発性呼吸器乳頭腫症の重症度評価への応用や新規治療法の開発が期待されます。

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